
─ 「リニューアルに込めた想い」と、これからのこと
言葉より、温度を。
正直に申し上げますと、これまでのサイトを見るたびに、どこか違和感がありました。
「自分たちの“温度”が、ちゃんと伝わっていないのではないか」と。
私たちはこれまで、多くの企業さまのブランド構築やWebサイト制作、Lステップ運用を通じて、
戦略と現場をつなぐお手伝いをしてきました。
しかし、肝心の自社サイトが“自分たちらしさ”を十分に体現できていなかったんです。
だからこそ今回、思い切ってリニューアルを決意しました。
言葉を選ばずに言えば──一度、全部壊して作り直しました。
デザインではなく、思想を再構築する。
もちろん、見た目を整えることが目的ではありません。
今回のリニューアルは「商藝舎というチームの思想」を、
きちんと外に伝えるための挑戦です。
ここ数年で、私たちはありがたいことに多くのご相談をいただき、
現場での支援に全力を注いできました。
そんな中で、あるお客さまから言われた一言が心に残っています。
「御社って、実際はもっと面白いことをやっているのに、
サイトを見るとその熱が伝わってこないですよね。」
その言葉が、今回の出発点でした。
戦略も、手も、どちらも動かす会社へ。
「何の会社ですか?」と聞かれるたびに、
私たちは「戦略から実装まで、成果にこだわるブランディングの会社です」とお答えしています。
実際、戦略設計からWeb制作、プロモーション、そしてLステップ運用まで一貫して伴走してまいりました。
ただ、その“現場主義の熱”をWebだけで伝えるのは容易ではありません。
だからこそ今回のリニューアルでは、MVVで掲げる姿勢と日々の仕事の流れを土台に、
事例・コラム・資料DLやLINEの導線まで含めて再設計し、
「現場で成果をつくる会社」であることをど真ん中に据えました。
本質は、何気ない会話の中にある。
制作の過程では、何気ない会話の中に本質がありました。
「もう少しやわらかく伝えたい」と私が話すと、
デザイナーが「“やわらかい”って、見る人にとって何だろう」と返してくれた。
その問いかけが、チーム全体の意識を一段深めてくれました。
一つひとつの言葉を丁寧に受け止め、考え、形にしていく。
そのプロセスを大切にできる仲間と仕事ができることを、誇りに思います。
変わり続けることを、恐れない。
このリニューアルを通じて伝えたいのは、
“変わり続けることを恐れない”という姿勢です。
会社も人も、アップデートし続けることで進化できる。
そして、そのプロセスを通して、
関わるすべての方と「おもしろい未来」を共につくっていきたいと考えています。
今回のサイトは、完成ではなく新しいスタートラインです。
今後は、社員の声やプロジェクトの裏側、
日々の挑戦をリアルに発信していきます。
このページが、皆さんと商藝舎をつなぐ“熱のある入口”になれば嬉しく思います。
もし少しでも「この会社、なんか面白そうだな」と感じていただけたら、
ぜひLINEでつながってください。
これからの商藝舎を、リアルタイムで一緒に見届けていただければ幸いです。
writer
代表取締役 吉本 拡


