COLUMN

“らしさ”という名前の、見えない資産

企業には、決算書には載らない“資産”があります。
それは、数字では測れない「らしさ」です。

どんなに業績が良くても、どんなに立派なビルに入っていても、
「この会社らしいね」と言われる一言には、かなわない。
それは、目には見えないけれど、人の心に深く刻まれる価値です。


「らしさ」とは、意思の積み重ね

“らしさ”は、偶然ではなく、日々の選択の結果として生まれます。
採用のときに誰を迎えるか。
デザインをするときに、どんな言葉を選ぶか。
SNSで何を発信するか。
どれも小さな判断の積み重ねですが、そこに企業の哲学が宿ります。

私たち商藝舎は、その“積み重ね”を見つけ、整理し、形にする仕事をしています。
たとえば、ロゴやコピー、動画やWebサイト。
表に見えるものは「氷山の一角」であり、
その下にある理念や想いを可視化していくことこそ、
ブランディングの本質だと考えています。

“見えるもの”より、“伝わること”

ブランディングを進めていると、よくこんな声をいただきます。
「デザインがきれいになった」
「採用サイトからの応募が増えた」
「お客様に“イメージが変わったね”と言われた」

でも本当の価値は、その先にあります。
社員が誇りをもって働くようになったり、
お客様が自然とファンになってくださったり。
それは、表面的な“見た目”ではなく、
“らしさ”が正しく伝わった証拠です。

ブランドとは、経営の翻訳者

私たちは、デザイン会社である前に、経営の通訳者でありたいと思っています。
社長の想いを、社員やお客様に“届く言葉”に変える。
長年の経験や努力を、“未来に伝わる形”に残す。
そのお手伝いが、商藝舎の仕事です。

“らしさ”という名前の、見えない資産は、
企業の未来を静かに支えています。
そしてそれは、誰かが心をこめて見つけ、磨き続けることで、
時を越えて輝き続けるのです。

最後に

デザインやWebサイトをつくる前に、
まず「あなたの会社の“らしさ”」を一緒に見つけませんか。
その見えない資産こそが、未来の信頼と成果を育てていきます。

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