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「雇用」と「業務委託」の境界

信頼する独立しているクリエイターとの話

 

昨日2時間ほど電話で、あるクリエイターと話をさせてもらった。
1-2年前くらいまで、弊社の案件を一緒にやっていたパートナーである彼女は、クリエイティブに関する熱量が高く、うちのスタッフとよく議論していた。そのことで、スタッフともパートナーとも話し合いをしたことを覚えている。

その頃の私は、今思うと大きな過ちだが、規模拡大のために事業戦略や採用ばかりに時間を使っていた。

振り返ると、当時のサイト制作はそれなりに綺麗なデザインを作るだけで、コンテンツが弱いサイトが多かった気がする。今考えると理想と現実が噛み合っていないような地に足がついていない状態だった。

このままではいけないと思い、企画への情熱を込めて、1つ1つのプロジェクトへの熱量を高めていくことに集中していった。そこから会社が大きく変わっていった。

そして変わった今、当時のパートナーの話を思い出して、電話をした。

 

すごく共感する話がたくさんあった。また当時とは違った関係で、そのパートナーと仕事がしたいと思った。

 

「雇用」と「業務委託」の境界が溶ける

「雇用」とは社員を会社に縛りつけるためものではなく、チームであることで今まで出来なかったことが出来るようになることが目的だと思う。そして、その人と会社との繋がり方が「雇用」であるか「業務委託」であるか、に大きな差異はないように思う。特にリモートワークも当たり前の時代になりつつあり、もはやよくわからないなと考えている。

そんな時代に、雇用にこだわる意味はあまりないなと思う。フルコミットしたい人は雇用して、パラレルに活動したい人ともパートナーとして手を組みたい。

 

所属メンバー制の導入

では、いままでの「業務委託」で果たしていいのか。
やっぱり私は「商藝舎」という虚構を信じているし、夢と志とビジョンが詰まっている。そこに共感する人、そこに何らかの責任を持つ人と仕事をしたい。そのためには、仕事をただ請け負う「業務委託」ではなく、「所属メンバー」として活動してくれる人を増やしたい。

商藝舎にもパートナーにもメリットのある形で、運用したい。もしも興味のあるフリーランスの方がいれば、問い合わせフォームからご連絡を。詳細ご説明します。

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