タグライン設定の経緯
株式会社商藝舎として2期目を終えるにあたり、タグラインを決めた。
これまで「当事者意識の高い経営者集団をつくる」→「二度とない藝術的な商いをする」と変遷している。
リモートワークを取り入れながら、顧客の時代観の変化を聞きながら、最先端のクリエイティブな会社を見ながら、「これまでのやり方は少し違うな」と思うようになっていった。
札幌進出により、私たちの強みは大きく変わった。タッチポイントとしてのWEBサイト制作が強みではなく、顧客の課題を発見・解決するコアなアイデアを作り出すことを強みにしている。
「二度とない藝術的な商いをする」
この言葉はとても内向きな言葉で、社会に価値を生み出す生産行為を行うべき会社のメッセージとしてふさわしくないと思う。反省をこめて。
我々の価値はなんなのか、何にコミットするのか。そこを明確に打ち出すべく、新しいメッセージを考えた。
アイデアによる X & ×
X(トランスフォーメーション)
私たちは顧客企業の「変化」をアイデアで実現する企画会社である。
顧客に忠実になるのではなく、顧客のより良い変化を実現することに忠実でありたい。
顧客にとっては少し面倒な会社かもしれない。
進化論のダーウィンは、「最も変化できるものが生き残る」という。
新型ウイルス、AI、デジタル化、5G、価値観の多様化など激変する環境のなかで、顧客企業の変化する意思をアイデアで形にして、実現する。
アイデアと実現の力こそ我々の価値だ。変化への愛が必ず最後には勝ちだ。
×(掛け算)
商藝舎の強みは、アイデア、コミュニケーション戦略、デジタル、ブランディングである。
顧客企業に我々の強みを、足し算ではなく、「掛け算」で提供したい。
商藝舎と顧客企業のパートナーシップを掛け算にするためには、顧客の担当者や経営者、顧客の顧客、顧客のターゲットを徹底的に理解して、企画を提案する。
ただ言われた通りに制作する会社ではない、変化に向き合うパートナーでありたいと考えている。
そして顧客企業だけでは思いつかなかったアイデアを実現して、関係者が感動するようなプロジェクトを実現し続けたい。
我々は顧客企業にとって、大きな問いを立て、それをともに解決するパートナーとなる。

株式会社商藝舎 代表取締役社長
アイデアを中心に仕事をしています。